H形ガード
提供: 保線ウィキ
Hがたがーど
check rail of H-type , frog guardrail of H-type
H形ガードとは、当初、新幹線用に開発され、主レールとはボルトで固定されておらず、独立して床板で取り付けられていることから高速走行可能なガードレールである。
特徴
新幹線向けに開発されたが、在来線では60kgレール用および高速用分岐器にも用いられている。
- ガードレールは、主レールと同種のレールを切削加工している。
- ガードレールは、床板に溶接したガードレール支材にボルトで固定されている。
- ガードレールは、主レールより高く設計され、ガードレール頭頂面を切削している。
- フランジウェー幅の調節は、ガードレール支材とガードレールの間に調節板を挟んで調節する。なお、調節板は付属している。
H形ガードは、主レールに締結されていないため、調節が容易で、背面横圧に強いが、C形ガードに比べて高価となる。