C形タイプレート

 共有 

Cがたたいぷれーと

C-type tie-plate

単純弾性締結装置であるC形タイプレート。F形タイプレートと違いレールとタイプレートの間に軌道パッドがない。

C形タイプレートとは、タイプレートとレールを締結ばねにて取り付けられているレール締結装置である。単純弾性締結として、日本で始めて敷設されたものである。

C形タイプレートの特徴

C形タイプレートは、単純弾性締結の方法であり、レールの種類は50kgレールの1種類のみとなっている。

断面形状は、B形タイプレートと同様の断面形状をしていて、B形タイプレートに締結用ボルト穴を付けた形となっている。

レール底端部に当たるショルダー部分の高さは9mmとなっているため、軌道パッドは使用できない。

現在では、C形タイプレートに変わって軌道パッドが挿入できるF形タイプレートが使用されているので、C形タイプレートは製造されていない。