長尺レール
提供: 保線ウィキ
2015年8月4日 (火) 06:22時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版
ちょうじゃくれーる
longer rail
長尺レールとは、標準長レールを超え、200m未満のレールのことをいう。
また、大正14年形分岐器では、今でいう短尺レールが標準として設計されていたレールの長さなので、それより長いレールを長尺レールと呼ばれていた。
長尺レールの敷設
長尺レールを敷設するときの検討として、一般にロングレールはおおむね、その両端部分から100m前後が可動区間としてレールが気温によって伸縮する。
したがって、200m未満の長さのレールでは不動区間がなくなるため、両端に伸縮継目を敷設するということを考えると効率が悪く不経済である。
ただし、50mレールに関しては、定尺レールに比べると継目箇所が少なく、保守量が軽減できる。そのため、軸力・伸縮量を軌道構造でカバーすることで敷設されることがある。