「道床厚」の版間の差分
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道床厚とは、[[レール]]直下の[[まくらぎ]]下面での[[道床]]の厚さのことである。 | 道床厚とは、[[レール]]直下の[[まくらぎ]]下面での[[道床]]の厚さのことである。 | ||
2015年9月29日 (火) 10:32時点における最新版
どうしょうあつ
ballast depth , depth of ballast , thickness of ballast
道床厚とは、レール直下のまくらぎ下面での道床の厚さのことである。
線級別の道床厚
旧国鉄では道床厚を下記の通りに定められていたが、現在では、各鉄道事業者の規定により厚さが決められている。
線級別 | 道床厚 | 道床種別 |
---|---|---|
1級線 | 250mm以上 | 砕石 |
2級線 | 250mm以上 | 砕石 |
3級線 | 200mm以上 | 砕石 |
4級線 | 200mm以上(特別な場合は150㎜以上) | 砕石またはふるい砂利 |
重要な側線 | 200mm以上 | 砕石またはふるい砂利 |
一般側線 | 150mm以上 | ふるい砂利または砕石 |
特に使用頻度の少ない側線 | 120㎜以上 | ふるい砂利または砕石 |
1級線および2級線の主本線および使用頻度の多い副本線で道床厚を250㎜以上とすることができない場合は、「本線路のまくらぎ配置本数」の規定にかかわらず、まくらぎ配置本数を25mレール1本当たり下記の通りにすれば200㎜以上とすることができる。
線級別 | まくらぎ本数 |
---|---|
1級線 | PCまくらぎ48本(やむを得ない場合は、木まくらぎ50本) |
2級線 | PCまくらぎ41本(やむを得ない場合は、木まくらぎ48本) |