短尺レール
提供: 保線ウィキ
2015年8月4日 (火) 06:27時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版
たんじゃくれーる
shorter rail
短尺レールとは、[標準長さレール]]未満で、5m以上のレールのことである。
短尺レールの長さ
短尺レールは、定尺レールより短いレールのこと。旧国鉄の規定で、原則として本線において5m未満のレールは使用してはならないことになっている。
これは、当時の車両の最大の固定軸距が4.6mであったため、その4.6mに若干の余裕を加え、軌道狂いと列車動揺を抑制するためである。
昔のレール長
まだ、日本でレールが製造されていない頃は、海外から輸入されたレールを使用していた。したがって、この頃のレールの長さはインチであった。 しかし、今では、標準のレールの長さが決められているため、これらのレールは短尺レールの分類に入る。
レールの種類 | レールの長さ(メートル) | レールの長さ(インチ) |
---|---|---|
30kg第1種レール | 9.144メートル | 30フィート |
30kg第3種レール | 10.058メートル | 33フィート |
50kg第1種乙レール(PSレール) | 11.887メートル | 39フィート |
50kg第3種レール(PSレール) | 12メートル | 39フィート4 1/2インチ |