押抜せん断機
提供: 保線ウィキ
おしぬきせんだんき
rail thrust machine , weld shearing machine , weld stripper
押抜せん断機とは、レール溶接加工の施工途中に溶接の余盛り部分をせん断除去する機械のことである。
押抜せん断機の概要
押抜せん断機は、発生した余盛り部分を押抜いてせん断するために使用する機械で、溶接機と対になっている装置である。
溶接部を中心として左右のレールを機械がつかみ、その中をせん断する機械が左右に動くことにより溶接の余盛り部分を除去する。
材質、仕上がり精度を確保するためレールの温度は800度以上で実施することとなっている。
除去後はディスクグラインダーなどでレール断面形状になるよう仕上げ加工をする。
レール溶接のガス圧接、フラッシュバット溶接、ゴールドサミット溶接で実施されているが、エンクローズアーク溶接では使用する必要がない。