まくらぎ配置本数
提供: 保線ウィキ
まくらぎはいちほんすう
sleeper arrangement number , tie arrangement number
まくらぎ配置本数とは、敷設されているまくらぎは、定尺レール25mあたり何本のまくらぎが使用されて敷設されているのかを定めている。
横まくらぎ、短まくらぎの配置の場合は、レールの中間部と継目の部分ではまくらぎ間隔を変更しているが、基本的には、左右のレールに対して対象である。
まくらぎ配置本数の規則
まくらぎ配置本数は、「普通鉄道の施設に関する技術上の基準の細目の告示」の第4条の2によりまくらぎ配置本数の最低基準が定められてたが、現在ではこの基準を元に各鉄道会社で独自に定めている。
普通鉄道の施設に関する技術上の細目を定める告知 第4条の2
年間設計通過トン数 | 110km/hを超える速度 | 90km/hを超え110km/h以下 | 70km/hを超え90km/h以下 | 70km/h以下 |
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2000万トンを超えるトン数 | 39本 | 39本 | 39本 | 39本 |
1000万トンを超え2000万トン以下 | 37本 | 37本 | 37本 | 37本 |
500万トンを超え1000万トン以下 | 37本 | 37本 | 37本 | 37本 |
500万トン以下 | 37本 | 37本 | 34本 | 34本 |
橋まくらぎの配置本数
橋まくらぎの場合は、線路等級のほかに橋桁の中心間隔によりまくらぎに発生する曲げ応力が異なるので、別途定められたまくらぎ間隔で敷設される。
分岐まくらぎの配置本数
分岐まくらぎの配置本数は、各種分岐器図集により定められている。それは、分岐器の番数・レールの種別・形式に応じてまくらぎ配置本数が定められている。